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NPOやソーシャルビジネスの創業・経営・マネジメント

社長、何でもWebで解決できるわけじゃあございませんで!

結構、昔の記事なのだが、すごく一緒のことを経験してしまったので。

http://neta.ywcafe.net/000446.html
「とにかくホームページってものをつくって買い物カゴ機能をつければ儲かるんだ!」としか考えることができず、とにかくサイトをつくれやれつくれ!ドッグイヤー(死語)なんだろ!3ヶ月でできるんだろ!てなもんである。無論、こんな考え方でうまくいくサイトなどひとつもない。

こうした経営者層のおっさんによく見られるのがいい歳こいて目が泳いでいること。

いや、まさしくその通り。今でもそんなに状況は変わっていない。


うちのクライアント?のお手伝いをさせてもらっている中で、ちょうどそのシステムが動き出した途端に、まさに目がそんな感じだった。「いやいや、待てよ。まだ何も成果は上がっていないんですから。売れないと意味ないんですから」という言葉を何度投げ掛けようとしたか分からない。


いや、さすがに一国の主だから、物事の理解は早いし、料金交渉もガツッとしてくるし、押さえる部分はちゃんと押さえてくる。ただ、リアルな商売とネットの商売を混合してしまっているというのだろうか。。。「リアルな商売では自分が一番分かっている、もちろん顧客のニーズも。だから、ネットの商売も自分ならうまくいかないはずがない。」というような感じを受ける。


でも、ネットバブルより数年間でそれは全くの別次元のものだという認識はできたはずなのだが。(そういや、余談だが、書籍の販売のbk1が起業時に「リアルな本屋をやっていた経験が絶対に生きる。リアルな店舗で売れないようなら、ネットの店舗でも売れるわけがない。」みたいな発言をインタビューでしていたが、今は完全にamazonの独占だもんな)


そんなことを偶然上の記事を読んでいる中で、思い出した。