ブログで行政の顔を見えるようにする
行政というのは一般市民から見てみると、なんとも分かりにくい組織であるとは思います。でも、そんな風潮もちょっとずつ変えていこうとしている人たちはいるのです。
知事がブログで情報発信
最近では社長ブログというのが大流行ですね。社長ブログというのは一定の基準さえ守れば、確かに効果的なメディアだとは思います。だって、自分の声を直接顧客や関係者に届けることができるんですよ(もちろんどれだけの人が読んでくれているかは別にして)。
その一方で、組織の長として知事もブログをやっている人が増えてきているようですね。
- 『ビジネス2.0』の視点 > 首長と自治体運営のブログ活用を考える : ITmedia オルタナティブ・ブログ
- 地方自治体または官庁関係のWEBサイトでBlogを使って情報発信している事例を教えて下さい。 - 人力検索はてな
このあたりにいろんな知事のブログが紹介されています。知事がブログをやるという事例はおぼろげながら知っていたのですが、結構やっている人が多いんですね。驚きです。
姫路市は幹部職員がブログしてる!
でも、これの先を走っていると思われるのが、姫路市幹部職員ブログです。ブログ名そのままなのですが、姫路市の幹部職員がみんなでブログを書いているというなんとも斬新というか、すごいブログ。アーカイブを見る限りは開設されたのは2008年5月のようですね。
このブログでは、カテゴリごとにその職位の方たちが割り当てられています。この企画を思いつき、実施した人は相当大変な苦労があったように推測します。お疲れ様です。それでも、できることならば、
- コメントやトラックバックをオープンにしてほしい。
- カテゴリではなく、個人個人にブログが割り当てられてもよかった。
- なぜ、exblog?Movable TypeやWordPressでもOKだと思う。
- デフォルトのデザインは好ましくない。
あたりでしょうか。いや、そんな細かな批判はさておきこの取り組みは面白いと思います。ぜひ続けていってほしいですね。
冒頭に行政というのは顔が見えにくいというのは申し上げました。こういった取り組みというのは行政の透明性を上げるという意味でも意義あることだと思います。あとは、このブログが単なるお知らせ欄ではなく、個人のパーソナリティを生かして人の気持ちをキャッチできるか、ですね。