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NPOやソーシャルビジネスの創業・経営・マネジメント

子育てSNS×地域SNS=その可能性

子育てSNS地域SNS。その二つをうまく重なり合わせた時に、面白いネットワーキングができるかもしれません。

子育て支援サークルのコンサルティング


最近、兵庫県のある子育て支援サークルのお手伝いをしています。まだ任意団体なのですが、事業収入は子どもの一時預かりなどでそのへんのNPO法人を軽く越してしまうような規模を持っています。その一方で行政ともうまくお付き合いしており、部分的には行政との委託事業などで収益を安定化させています。

さて、僕が担っているそのお手伝いとはその子育てサークルのSNSを作ることです。現在はそのための助成金の選定や書類の書き方、事業の進め方、そしてもちろんほかの子育てSNSのリサーチ(そして来期はSNSの構築)もお手伝いしています。

子育てSNSというのは実は結構数多くあります。IT関係の企業が数多く参入している競争舞台でもあります。その一方でいくつかのNPOも参入しています。事例をあげてみます。


当たり前の話ですが、資金も技術力も企業に劣るNPOが正面対決をしては負けるのは当たり前です。そこをどうするのかを考えないとこの競争には勝てません。

子育て支援グループをネットワーキング


僕らが考えたのはその子育て支援グループを核にSNS子育て支援グループをネットワーキングしようというアイディアです。

子育て支援グループは各地域で子育ての支援をしていますが、各グループ同士のネットワークがなかなかないと聞きます(お互いに同じような地域で同じような事業をしているから、事業の秘密をばらしたくないというのもあるらしいですが)。そこで、まずSNSにいろんなサークルに入ってもらって、それらのサークルを有機的に結びつける。それで、SNSに入ってもらったママさんには重層的なサポートを受けられるようにする。

そんなイメージを抱きました。

企業が運営するSNSは日本全国を対象としている一方で、僕がお手伝いするSNSはよくて兵庫県全域。地域性といえば聞こえはよいですが、絶対的なリーチ数が足りない。そこで、うまく地域性から生まれるリアルな関係性、この場合はママさんと各地域のSNSを結びつける。そんなアイディアを今練りに練っているところです。

みなさんにもいずれはお見せできればよいですね。