ここ最近、立て続けにNPOのWebサイトの失敗をピックアップしているわけですが…(NPOのWebサイトの最優先の改善ポイント、NPOのWebサイトの3+1つの失敗など)。それは嫌がらせではなく、制作する自分も含めもっとNPOのWebサイトを改善したいという想いがあるからです。
コンサルタントはNPOのホームページをどう見るか?
先日、Nonprofit Communications ≫ Carnival of Nonprofit Consultantsというエントリーが公開され、コンサルタントから見て、NPO法人のWebサイトの何を改善すればよいのかについて意見がやり取りされていました。その中から抜粋しながら、NPOのWebサイトの改善点をまたもや考えていきたいと思います。
信頼性の欠如
- 財務諸表などの決算を公表する
- 理事会のメンバーを掲載する
- ブログなどの日々の活動を分かるようにする
- 団体のお問い合わせではなく、スタッフ個々のメールアドレスも掲載する
サイトをあなたのためではなく、訪問者のために作る
- デザインが古臭い
- ミッションステートメントが専門用語で埋め尽くされている
- 事業内容の一覧等がない
あといろいろと取り上げられていますが、今まで紹介したものとかぶっているようなので、割愛します。
できる団体とできない団体
もちろん、この状況は全ての団体に当てはまるわけではありません。今まで上げてきた課題を楽々クリアできている団体もあると思います。一方で、まだWebサイトを持っていない団体もあると思います。
既にうまくいっている団体はもっとうまくいくようにさまざまな戦略を組み合わせて(単に自サイトだけではなく、ほかのWebサービスも絡めて)行えばいいですし、まだサイトを持っていない団体はホームページビルダーでもブログでも構わないので作ってみましょう。
落としどころが見つからず困ってしまったエントリーなわけですが、Webサイトは作ったら完成というわけではないので、この点だけは気を抜かずにやりましょう(よくわからん結論ですが)。