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NPOやソーシャルビジネスの創業・経営・マネジメント

イノベーションのジレンマ

 

事例
ハードディスク、掘削機、ミニミルなどの鉄鋼業界
 
ポイント
破壊的イノベーション
持続的イノベーション
バリューネットワーク
 
成功方法
1. 破壊的技術を開発し、商品化するプロジェクトを、それを必要とする顧客を持つ組織に組み込んだ。
2. 破壊的技術を開発するプロジェクトを、小さな機会や小さな勝利にも前向きになれる小さな組織に任せた。
3. 破壊的技術の市場を探る過程で、失敗を早い段階かもわずかな犠牲でとどめるよう計画を立てた(1度ですべての資源を使わず、試行錯誤するための資源や信頼が必要)
4. 破壊的技術に取り組むために、主流組織の資源の一部は利用するが、主流組織のプロセスや価値基準を利用しないように注意した。
5. 破壊的技術を商品化する際は、その特徴が評価される新しい市場を見つけるか、開拓した。
 
その他
・実績ある企業をそのニーズに縛り付けているのは、顧客だけではなく、自らが所属するバリューネットワークだ。
 例 ハーレーのディーラーは、ハーレーにとって有利な事業タイプが、自分たちにとっても有利になる経済モデルを持つ。両者は同じバリューネットワークで共存しているので、その下を行こうとするホンダに対して、どちらかのみが追いつこうとするのは難しい
・破壊的技術に関しては、新しい市場に早い時期に参入したほうが利益を得られる(持続的技術はそうではないこともある)
 
イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)