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NPOやソーシャルビジネスの創業・経営・マネジメント

そろそろNPOもTwitter時代(?)に突入か?!

英語圏で流行するWebサービスになんでもかんでものっていくのは僕としては否定的な立場なんですが、Twitterはそろそろ検討するべき時が来たのかもしれません。

Twitterのユーザ層が広がる。

昨年はあれだけ英語圏のNPtechを紹介しておいてなんですが、NPOの現場にいる人間からすると、こと日本のNPOにソーシャルメディアはなかなか浸透しないだろうなと思っていました。そのため、昨年はTwitterを活用する英語圏のNPOの事例を取り上げていたのですが、今年はあまり注目していませんでした。

しかし、ここ数ヶ月で大きくTwitterのユーザ層が広くなってきたと感じています。例えば、自分でポストしたこととしては、

ついったーが一般化しつつあるんかな。さっきまで打ち合わせしてた中小企業の社長さんまでがついったーについて話してた。どっかの経営者向けのセミナーでも話されてるんやろな。

とも書きました。また、僕をfollowしてくれる人たちが、Web系の人たちだけではなくなってきたこともあります。そして、やはり勝間和代さんTwitterをはじめたのが1つのきっかけなんでしょうね。このあたりから広がりが出てきたように感じました。

そうこういっているうちに、ひょうごんテックRoom to Read Japan、そして社会起業家たちも始めているようです。

NPOはどのようにTwitterを活用すべきか。

さて、それではほかのNPOはどうするか。現状においてTwitterに参加している人たちはまだまだ若い人たちやWebに詳しい人たちがマジョリティを占めています。そういう意味ではTwitterを有効に使える土壌はまだまだ確立していません。しかし、Twitterがメールやメッセンジャーなどのコミュニケーションのインフラになり得る可能性は否定できません。英語圏ではTwitterをいかにして活用するのかがどんどん議論されています。

そこで、どのように使うかは別にして、アカウントだけでも取得しちゃいましょう。しゃらくも先ほど取っておきました。また、団体は別にしても遊びがてら個人のアカウントを取得してもよいでしょう。その経験から面白い利用方法を考えられるはずです。例えば、Webサイト制作会社のビービットは興味深い活用の仕方をしていて、人気を博していました。

まだ日本においてベストプラクティスはありません。しかし心構えは必要な時期にきたようです。

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第25回WebSig会議「エコだけじゃない!『ネットを使って社会をよくする』新潮流とWeb屋の関係」というイベントが10月31日に東京で開催されます。ようやく来たか!という感じの面白そうなイベントなのですが、今のところ僕はしごととかぶってしまい、無理っぽい…。うーん。