アクセシビリティが必要な人たちの生の声が聞けるような動画を集めたサイトを作りたいと思っているんだけど、ご意見をもらえませんか?
タイトルが長いですが、決してid:Hamachiya2さんのEOMネタではないのでご了承を(このネタ自体は大好きなんですが)。
アクセシビリティを学ぶ方法
僕自身は元々Webサイトを自分で作りたい!という思いからコーディングを学び、今はアクセシビリティにどんどんシフトしているわけですが、ちょうど1、2年前にアクセシの勉強を本格的に始めたときにすぐに壁にぶつかりました。
実感しにくいんですよね、アクセシビリティって。
もちろん、どんなコードやデザイン、ワークフローを持っていればよりアクセシブルなサイトを作れるかというノウハウはいろんなサイトや書籍を読めば何となくは分かります。でも、そういう机上の理論だけで作ったアクセシブルなサイトというものが、アクセシを必要とする障がい者や高齢者にとって「本当にアクセシブルかどうか」は結局のところ分からないんです。
その理由はたぶん簡単で障がい者や高齢者と直に接し、その操作環境を見る機会があまりにも少ないから。それでも、僕はNPOという業界にいる以上、障がい者や高齢者と接する機会は多かったかなーと思います。
そういうことを考えているときに出会ったのがこの動画。僕にとってはターニングポイントだったと思います。
見てもらえれば分かるのですが、障がい者のヘッドポインターを使う人にどんな機能を持っていて、何がよくて、どんなサイトがアクセシブルではないのか、というインタビューをしています。自分にはこういう経験が足りていないんだなと実感した経験でした。
もっとユーザの生の声を共有したい!
でも、これはあくまで1つだけの動画です。こんな動画をもっとたくさん撮影して、1つのサイトに集めることができたら。そういう動画を共有できたらいいなーと思ったんです。そうできれば、
- 何より自分たちのアクセシビリティの勉強になる
- 今後新しくWebデザインやコーディングを学ぶ人たちの手助けになる
- もしかすると障がい者や高齢者の就労的な支援の一環になるかも
なんてことができるかなーと思うわけです。こんなアクセシビリティを共有できるサイトを作りたいのです(一方、リクリで進行中のインクルーシブデザインワークショップはもっと直にグルインできればという意味では別の観点からのアプローチかなと思っています。)
現在は僕の本体の団体、NPO法人しゃらくとしてこのアイディアを元にいろんな助成金を物色している最中です。そして、ここにアイディアレベルだけでも当ブログに掲載する理由はこれを読んでいる皆さんのご意見をお伺いしたいから。
何でもいいんです。ブクコメやコメント、TBでも送ってください。
- こういうコンセプトのサイトならすでにやってるよ!
- こんな動画なら見てみたい!
- 手伝いますよ!
などなど、ぜひぜひよろしくお願いします。