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NPOやソーシャルビジネスの創業・経営・マネジメント

mixi=CGM=2chって、当たり前の図式なんじゃないだろうか。

この人は一体何をそんなに憤っているのか?

クロッシングフィンガーズ: mixi上場にあたり
たとえばmixi
IT関連ニュースをよく読んでいる人は奇妙なことに気付く。
mixiが何百万人突破。mixiが上場。
それ以外のニュースがほとんどないのである。
mixiとは何もしていないところなのである。

つまり、mixi2chの代替品にしか過ぎなかったということだ。

いやいや、mixiは色々とやっているのではないか。ユーザーが膨大に増えても、データベースが落ちないようにメンテナンスし、ニュースをサイト上につけてみたり、などなど。そうやって、よりmixiのユーザーが使いやすく、面白いコンテンツを作り上げ、コミュニティー化しようとしているわけだ。そもそも、そういう場作りがCGMの要諦だと思うのだけど。


たぶん、クロッシングフィンガーズさんは、サイトオーナーがコンテンツを作り、それを発信するというのを「何かをする」というふうに思っているのだろうけれど、それがWeb1.0なのだろう。Web2.0はそれを個々のユーザーがコンテンツを作り上げていく(場合によってはシステムまで)、たぶんそんなイメージだと思う。(僕が今ブログを書いている自体にはてなは何をしてくれる訳でもないが、そういった場を提供してくれていること自体が、はてなの役割だと思う)


コンテンツの発信者という観点から見れば、mixi2chと同じというのは一切の皮肉でもなんでもない。事実そのものだ。実際、ひろゆきも、

みんな大好き車輪の再発明。
例えば、web日記は、ブログと名前を変えて大ヒット。
CGMなんて言葉を最近聞きますが、掲示板やらチャットの呼び方を変えただけです。
んでもって、「フォークソノミー」という単語もネット業界でインテリぶって使われるようになってきました。

と言っている。あと、

デイとレーダー以外で、mixi株なんかに善良なおじいちゃん、おばあちゃんが手を出そうとしていたら、強く止めるのがIT屋の使命であると。
おじいちゃん、おばあちゃんのなけなしの年金を守るのがIT屋の使命であると。

それは、IT屋の仕事ではない。証券会社出身の僕が言っておく。それは、あくまで株屋の仕事である。