復習がてらバリアフリー系の書籍をいくつか読んだときのメモ。
- バリアフリーは先にバリアがあって、それでは困るので、それを取り除くという考え方。ユニバーサルデザインははじめからバリアを作らないという考え方。
- 高齢者や障害者に視野を置いてアプローチすることは、その人たちのためだけではなく、これから多様性を追求する社会にとってもメリットがあるのではないか。環境全体のユニバーサルデザイン。
- 「先の杖」ルールから「産むが易し」ルールへの変更。人々の価値観が多様化することにより、中華料理もコースではなく、単品を好む人が多くなる。
- 景観や都市計画、まちづくりといったテーマをかんがえていくにあたっては、そこに住む人々の「関係性」ということをむしろ中心にすえて議論していく必要がある。日本は今まで都市計画等においてハード、しかも「単体」に注目した議論が強かった。
- 入居者の障害の程度も多様。思いもよらないニーズが沸くかもしれない。だから、あとから手を加えやすいようにシンプルで柔軟性の高い建物の構造にしておく。
- 多種多様な住居形態を自分たちの地域の中にどれだけストックできるかということ。
参照
ほかにもいろいろと読みましたが、個人的に面白かったものをピックアップ。
持続可能な福祉社会―「もうひとつの日本」の構想 (ちくま新書)
- 作者: 広井良典
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/07
- メディア: 新書
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ユビキタス・コンピュータ革命―次世代社会の世界標準 (角川oneテーマ21)
- 作者: 坂村健
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2002/06
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 41回
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- 作者: 光野有次
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1998/08/20
- メディア: 新書
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- 作者: 中島隆信
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/02/10
- メディア: 単行本
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