NPOにとってGoogleサイトは使えるか?
ちょっとばかり前に、Googleサイトがようやく日本語に対応しました。では、NPOにとってこのGoogleサイトはどんな意味を持つのでしょうか。
Webサイトとしての利用
まず、乱暴に一言で説明してしまえば、GoogleサイトとはWeb上で無料で使えるホームページビルダーのようなものです。プログラム(HTMLなど)を触らずにホームページが持てるのです。
また、ホームページビルダーとは違ったいろいろな機能を持っており、無料であることも考えると実験するだけの十分な価値があります。
NPOにとってこのサービスが何の役立つか。もし、Webサイトを持っていなければ、これで作ることもできます。例えば、ブログはレンタルブログなどで作っておき、団体の詳しい情報をGoogleサイトに掲載する。うまくやれば全て無料で行えます。
プロジェクトサイトとしての利用
その一方で、僕が考えるGoogleサイトの使い方はプロジェクトとしてのものです。NPOは企業や行政よりもプロジェクト単位で動くことが多く(例:イベントやセミナーの企画など)、その度に幅広い情報共有や多くの情報発信をしなければなりません。時間と予算が十分確保されていれば、プロジェクトごとにWebサイトを持つことも不可能ではありませんが、大体はそんなことできません。
そこで、Googleサイトはどうでしょうか。プロジェクトごとにWebサイトを手早く簡単に作ることができます。
「でも、それってあんまりかっこよくないサイトができない?」と思われる方もいるかもしれません。そう思った方は、Kanasan.JS : JavaScript Workshop in Kansai窶踀を見てください。これもGoogleサイトなのです。
プロジェクトにとって情報発信は死活的に重要なものです。しかし、その重要性にも関わらず、実際はなかなか取り組むことができません。そこで、第一歩としてGoogleサイトでWebサイトを作ってみるのもよいかもしれません。
追記(2009年1月22日)
なんと兵庫県のサブサイトでも使っているようだ。独自ドメインを適用させているみたい。こういう使い方もあるようだ。ひょうごおやじネットワーク