構想から数ヶ月。ようやくこぎ着けました。インクルーシブデザインワークショップやります!タイトルは「インクルーシブデザインワークショップ with Re:Creator's Kansai」。詳細は告知ページから(ちなみにデザインしてもらったのはsugawaさんという方)。
インクルーシブデザインワークショップって何?という方は拙筆ながらインクルーシブデザインワークショップに行ってきたよ!をご参照ください。
テーマは携帯電話。障害者が携帯電話をどのように使い、何に不満を感じ、どのように改善すればよいのかを学びながら、プロトタイプを制作します。
- 日時 2008年11月19日水曜日 18時30分から21時
- 場所 デジタルハリウッド大阪校
- 定員 20名前後
- 参加費 2,000円(領収書発行します)
正直、僕自身はこのワークショップに参加するまで「ワークショップ?気づき?何それ、おいしいの?」くらいに本気で思っていたんですが、このワークショップに参加して「これが気づきってやつか!」と感づかされました。自分にとっても大きなターニングポイント。
もちろん、わかりやすいニーズとして障害者がどのように携帯電話を使い、何に不満を感じるのかというのを学ぶ大事な機会でもあります。
でも、CSS Nite in Osaka, Vol.12 「alt属性考」スライド公開のエントリーで、
もう1つはユーザの意見をどのように制作プロセスに反映させていくか、という一種のHCDやUCDのアプローチ。今回のインクルWSはこれの範疇のイメージ。
というように書いたのですが、その一方で、Just Ask: デザインプロセスを通じて取り組むアクセシビリティで取り上げられているHCD的な方法もこのアプローチなんですね。うまく言語化できないのですが、ユーザの声を取り入れるというより、ユーザと一緒にデザインしてしまう、そんなアプローチがインクルーシブデザインなのか、と。そんなイメージ。
そんなわけで、インクルーシブデザインワークショップやりますので、ぜひぜひご参加ください。