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NPOやソーシャルビジネスの創業・経営・マネジメント

小さな会社儲けのルール

 

小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営7つの成功戦略より

劣勢企業

  • 一騎打ち戦がしやすい商品を選ぶ
  • 接近戦や一騎打ち戦がしやすい営業方法を決める
  • そのためには接近戦や一騎打ち戦がしやすい特別な営業エリアを選ぶ

優勢企業

  • 間隔戦や広域戦がしやすい商品を選ぶ
  • 間隔戦や広域戦がしやすい営業方法を選ぶ
  • そのためには利用者の数が多い大都市を重視する

エリア戦略

  • 強い競争相手が少ないエリアを選ぶ
  • 営業エリアを狭い範囲に絞る
  • 絞ったエリア内で集中的にお客を増やす
小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営7つの成功戦略

小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営7つの成功戦略

 

 

イノベーションへの解

 新市場型破壊

・これまでお金や道具、スキルがないという理由で、これをまったく行わずにいたか、料金を支払って高い技能を持つ専門家にやってもらわなかった人が大勢いるか
・顧客はこのサービスを利用するために、不便な場所にあるセンターに行かないといけないか
次にローエンド型を考える
・市場のローエンドには価格が低ければ、性能面で劣る(が十分よい)製品でも喜んで購入する顧客がいるか
・ローエンドの過保護にされた顧客を勝ち取るために必要な価格で、魅力的な利益をあげられるビジネスモデルを構築できるか
最後に
・このイノベーションは、業界の大手企業すべてにとって破壊的だろうか。もし一社もしくは複数の大手企業にとって持続的イノベーションであれば、その企業の勝算が高い
 
相互依存型とモジュール型
・企業は競争圧力により、スピードを求められると、相互依存型の製品アーキテクチャを、モジュール型に進化させて問題を解決する
・モジュール方式を通じて産業の解体が実現し、かつて産業を支配していた統合型企業をモジュール型の特化起業が打ち負かす。統合はある時点で競争上不可欠だが、のちには競争上の障害となる
・当初のリーダー企業が顧客ニーズを行きすぎてしまった場合、アーキテクチャをモジュールとして公開し、サブシステムをモジュールとして積極的に販売するべき
 
コモディティ化
・バリューチェーンのなかの性能がまだ十分でない地点に位置する企業が利益を握る
 
価値基準
・新しい価値基準を生み出す唯一の方法は、新しいコスト構造を持った新しい事業部門を設置すること
 
資金
・成長は気長に待つが、利益は気短に急かすタイプの資金が生成期によい
 
P.345に経営者への助言のまとめがある
イノベーションへの解 利益ある成長に向けて (Harvard business school press)

イノベーションへの解 利益ある成長に向けて (Harvard business school press)

  • 作者: クレイトン・クリステンセン,マイケル・レイナー,玉田俊平太,櫻井祐子
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2003/12/13
  • メディア: 単行本
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参照文献