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NPOやソーシャルビジネスの創業・経営・マネジメント

神戸・新開地の15年前を思い出す

新開地は、15年前くらい、高校のときに2年間半くらいアルバイトをしていて、青春時代のかなりを過ごしたといっても過言ではありません。

神戸アートビレッジセンターWalkin' About at 新開地に参加し、久しぶりにゆっくり歩いてきました。15年前によく行った店、街がどういうふうに変わったのかをメモしておこうと思います。

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街中に警備員。15年前はなかった光景です。聞くところによると、ボートの競艇場ができたことで、その影響とか。

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場所は変わってメトロこうべ。新開地から高速神戸をつなぐ地下道。この絵画はずっとここに飾られています。少なくとも15年間。

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高校時代は気づきませんでしたが、その横に絵画の説明文があります。制作者経歴を見ると、1997年現在神戸芸工大に在学中となっています。僕が新開地でバイトをしていたのは、1997年から1999年なので不思議な縁を感じます。

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メトロこうべ内の古本屋。相変わらず。お店というより、露店かな。

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卓球場。地下に10以上のコートが並ぶ光景は圧巻。15年前に比べて世代交代が起こっているのかもしれません。シニアから小学生までがコートを埋めています。

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ゲーセン。1回50円という破格の値段。当時はどうだっただろう。100円だったような気が。ここには面白いポスターが貼ってましたが、撮り忘れ。

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新開地駅東口から地上に上る途中にパチンコ屋があり、その前には立ち食いそばがあります。その手前にはゲーセンがありました。今はもう閉店してしまっています。バイトの休憩時間によく行ったなーと。

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八喜為と書いて、はきだめ、と読みます。若い人からおっちゃんまで、めっちゃさまざまな人が飲む。俺らもよく行きました。

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ここは15年前は違う店名でした。にんじんだったような。でも、お店はそのままなんですよね。前も喫茶店だし、外観も一緒。オーナーが変わっただけかな。

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新開地駅東口を出るとすぐにある空き店舗。以前は本屋でした。結構、最近までやっていたような気もしますが、記憶違いでしょうか。

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ピロシキやたこ焼きを持ち帰ったり、店内で食べられる店。高校生にとってはコスパがよくなかったので、2年の間に行ったのは1回とか2回とか。

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僕が働いていた喫茶店の隣にある姉妹店。立ち飲みの串カツ屋さん。おおえす、という店です。ちなみに、うちの喫茶店と後ろの休憩所がつながっており、アルバイトはたまにそれぞれの店に異動したりすることもありました。

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お菓子屋さんのマルシゲ。ここも15年前から変わらずだと思います。

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ここが僕が働いていた喫茶店ニューOS。すでになくなってしまっています。15年前から売上がよくなくて(笑)、どんどんシフトが削られて、ワンオペ状態になってしまっていました。

カフェではなく、喫茶店という表現が最も正しい。コーヒー、紅茶、スパゲティ、サラダ、サンドイッチ。ここまではOK。最後の半年間は焼きそばをやってましたからね。迷走ですね。

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上の串カツ屋おおえすの隣りにあった果物屋さん。新開地駅の西口のすぐ近くでした。残念ながら、こちらも閉店。ロックな感じのおにいさんが経営していました。

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今や新開地のランドマークのようになったROUND 1。ただ、僕たちはバイト仲間とよくカラオケに行っていたんですよね。でも、ROUND 1は当時ありませんでした。結局、そのカラオケ屋は発見できずじまいでした。

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赤ひげ。昼間から飲める居酒屋。最後に行ったのは就活をやっていた21歳のときでしょうか。安いし、うまい。席のレイアウトがめっちゃ特殊です。一見の価値あり。

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赤ひげをもうひとつ。これは南側のアーケード沿いにあります。何度か行ったことあるかな。今は居酒屋なんですけど、当時は焼き鳥のどんぶりを出していたような記憶があります。ほかの店と思い違いしているのかな。

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多聞通沿いにあるロイヤルホスト。たんなるファミレスなんですが、僕にとっては思い出の場所。バイト仲間とカラオケでオールして、次の日の9時からバイトのときにはここで寝てましたねー。お店の方、すいません><

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カプセルサウナもあります。一度だけ、居酒屋に行ったあと、終電なくなって、そのときに店長に連れて行かれて、泊まったことがあります。それが人生初のカプセルサウナ。

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競艇場ですね。Wikipediaによると、1999年4月オープンなので、僕がバイトをやめる数ヶ月前ですね。そのときは、「なんで、新開地につくるの?もっとまちの感じが悪くなるやん」なんてことを思った記憶があります。

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最後に下世話な話題を2つほど。

今はマンションになっていますが、このどちらかの敷地がラブホでした。確か「L」とかっていう名前じゃなかったかな。今は小綺麗なマンションになってしまっています。

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もう一つラブホネタ。ここはずっとありますね。多聞通。若かりし頃はバイト仲間で新開地近辺のラブホの情報を共有していまして(笑)、ここに行ったことがあるという人は会わなかったですね。こんなに目立つのに。評判がよくなかったのかな。

高校生の時なのにアウトな話題もありますが、さすがに時効でしょう。こうやって思い出していくと、意外と覚えていることに驚きです。たぶん、高校生という特殊な時期だったからだろうなと思います。いまは、新しい店ができて、古い店がなくなっても、もうそこに何があったのかは簡単には思い出せません。

自分の青春時代を送った新開地。このゴチャゴチャした感じがやっぱいいですね。

Book review "Charity and Philanthropy For Dummies"

I have finished reading "Charity and Philanthropy For Dummies". It gave me what I should take into consideration to help chrities.

It is a great job that what the charity is divided into four categories on the book: giving our time to charities, utilizing our knowledge and experience from our job, buying goods that are kind to all of us and donating money to charities.

In addition, we can study a variety of social problems that charities have tackled, comparing them with the charities where you live near.

That's it for the book. But I feel it too long. There are a lot of examples and writing to support their theory. OK, I understand what your main point is, wait, stop going on!

 

Charity and Philanthropy For Dummies (For Dummies (Business & Personal Finance))

Charity and Philanthropy For Dummies (For Dummies (Business & Personal Finance))

 

 

フューチャーセンターの類型化

昨日、京都府が主催するフューチャーセンター視察報告会に参加してきました。フューチャーセンターは何となくのイメージがあるものの、実態がよくわかっていませんでしたが、今回参加したことでちょっとこんな感じなのかなという雰囲気が掴めました。

定義

フューチャーセンターの定義を自分なりに書くと、

  1. 何らかの課題や目的を達成するために設置される
  2. 具体的な、物理的環境がある
  3. それをサポートする組織的システムがある

この3点を満たすものをフューチャーセンターと呼べるようです。ややこしいのは、フューチャーセッションと呼ばれる物理的環境を持たない形式が日本では独自発展しており、それが定義をややこしくさせているのかなと感じました(フューチャーセンターとファシリテーションの違いなど)。

類型

フューチャーセンターは、目的別に次の3つに分類できると思います。

  1. 大規模な組織の社内コミュニケーション促進
    元々のフューチャーセンターの出発点。ナレッジマネジメントの研究者が提唱したことからもここが出発点だと感じます。導入は銀行や政府機関などお固いところ。こういった組織が、Googleなどの遊び心あふれるワークスペースを導入し、クリエイティブを組織に導入することを目的に作ったんじゃないかと思いました。ただ、いきなりGoogleワークスペースを導入しても機能しないわけで、そこでファシリテーターやカルチベーターを設置したのではないでしょうか。
  2. インキュベートオフィスの付加的機能
    これは分かりやすいですね。SOHOやノマドワーカーが集まるインキュベートオフィスにフューチャーセンターを内包することで、そこで働く個人同士のコラボを促進するもの。これが一番導入しやすいのかも。そういう意味では、HUBもフューチャーセンターの一種かな。
  3. 公共施設や政府機関などにおけるステークホルダーの利害調整
    オランダなどの事例を見ると、政府機関がフューチャーセンターを導入していることがわかります。それも国税や国交省などです。その役割を考えると、政府と市民が何らかのコミュニケーションをしなければならず(都市計画など)、その場を円滑に進めるためにフューチャーセンターを設置したと考えられます。

まとめ

このようにまとめると、基本的には従来からの資源をうまく利活用するために、それらに関係するアクターがより適切な形でコミュニケーションできるようになる場をつくるというのが、フューチャーセンターだということがわかります。

ただ、難しい点が1つあります。それは、フューチャーセンターの成果指標の設定です。利用人数だけで定量評価はできないし、またそこで生まれたアイディアをもって定性評価も難しいですよね(立証できないので)。

基本的な理念はわかるものの、既存の組織、特に日本の政府機関での導入は非常にハードルが高いのではないかと感じました。ハコモノと批判される恐れもありますし。日本では大企業やインキュベートオフィスが導入しながら、徐々に広がっていくというのが現実的なのかもしれません。