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NPOやソーシャルビジネスの創業・経営・マネジメント

Web系メディアがNPOへの寄付を促進する

テレビが24時間テレビなどでキャンペーンをはり、NPOセクターに寄付がまわるという流れはできつつあります。ただ、メディアはテレビだけではありません。

Web系メディアがNPOへ寄付する


元ネタはTechCrunch Japanese アーカイブ ≫ TechCrunch全イベントの年間無料パスが欲しい人は、DonorChooseクラスルームプロジェクトに寄付しようより。

TechCrunchといえば、先進的なWebサービスや技術を紹介する非常に有名なニュースサイトです。それが毎年のようにDonorsChoose.org: Blogger Challenge 2008へ参加を表明し、寄付するのです。

それもわざわざエントリーとして残し、読者に呼びかけています。すると、かなりの人数がそれに触発されて、寄付をすると。もちろん、TechCrunchが準備した賞品に興味を持っていることもあるとは思います。

詳しくは上記のサイトをご覧になっていただくとして、あと1点だけ。

1年前のTechCrunchのエントリーのDonorsChooseは好調、しかしFred Wilsonを止めねばならぬの最後のほうの段落を引用しますが、

こちらでDonorsChooseに寄付してくれれば、同額をわれわれも寄付する。さあ、子どもたちを助けてTechCrunchをトップに引き上げてくれ。

これが面白い。うーん、競争的な意識を持っているということかな。ほかには寄付額で負けたくないという。でも、その意識は面白い。

日本のWeb系メディアから寄付


僕はこの方法は日本のWeb系メディアでも全然可能だと思っています。Web系メディアが呼びかけ、その読者が寄付するという流れ。

例えば、アクションブロガー - Action Bloggersなどはそれに近いことをやっていますし、先日紹介したKiva.orgについて更に雑感 でも紹介した事例もあります。あとは寄付しやすいWebサービスやその法整備というあたりでしょうか。

数年後にでも各Web系メディアが競い合って寄付できるようになれれば面白いですね。