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神戸のNPOやソーシャルビジネスの創業・起業のお手伝い

外注するか、内製するか、それが問題だ。

NPOとIT

いつだってNPOは人的リソースが足りていません。でも、よいものを作りたい。しかし、検討すべきことは外注するか、内製するかだけではないのです。

効果的な広報媒体を作りたいが…

ほとんど(全てといってもよいかもしれません)のNPOは常に人材不足です。最も人的リソースが足りていないうちの1つがマーケティングや広報です。NPOが行う事業の多くはニッチマーケットを対象としているとはいえ、自分たちの存在をサービス受益者に知ってもらわねば意味がありません。そこで、各種広報媒体を作成する必要があります。


  • Webサイト

  • チラシ

  • 小冊子

  • 看板

  • テレビ?など


とまあ、いろいろあるわけです。では、誰が作りますか?スタッフで内製?それとも外注しますか?

リソースが限られているNPOにとってはこの決断が難しいのです。


などなど。こういった判断をするためにどんな基準を持てばいいのでしょうか。

外注するか、内製するか、ほかの選択肢を選ぶかを判断するための基準

その方法を決めるためには次の事柄を考えてくださいと、ほかのNPOさんに僕は伝えています。


  1. その広報媒体はどれくらいの周期で作り、どんな成果を求めるものか。

  2. スタッフやボランティアを含め、マーケティングや販促、技術に対して知識や経験を持っている人はいるか。

  3. 予算や志向性(成長を目指すか現状維持か)はどうか。


あたりです。こういうことを検討すれば、こんな対策が考えられます。

  1. 十分な予算を持っており、さらに広報媒体が重要な位置を占めるNPOは人材を抱えた方が安上がりであるし、ノウハウも蓄積される。

  2. 知識や経験を持つスタッフやボランティアが主導し、外注する(ミスコミュニケーションが起こりにくい)。

  3. 知識や経験を持つボランティアに一定期間、社内研修を開いてもらい、ノウハウを蓄積する。

  4. 広報媒体をそれほど重要視していない場合は何でもいいから作ってみる。もしくは「作る」ということが好きなスタッフに勉強してもらう(実は僕がこのタイプ。それからいつの間にかこんなことを書くようになってしまいました(汗)。


といったところです。つまり、外注か内製かではなく、本当は自らのリソースやステークホルダーを見直し、自分たちの目的を明らかにして、それから手段を決めればいいわけです。選択肢は2つに1つというわけではありません。

企業に比べて、NPOは多くのステークホルダーを持ちます。団体には十分なリソースがないかもしれません。しかし、知識や経験を持つステークホルダーはいっぱいいるはずです。その人たちに丸投げするのはリスキーですが、協力を仰ぎ、一緒に作っていく、そういう視点が重要なのだと思います。