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神戸のNPOやソーシャルビジネスの創業・起業のお手伝い

ソフトウェアをダウンロードできない。

ユーザビリティ・アクセシビリティ

アフォーダンスにおいて、ネットを日常的に使う僕たちにとっては当たり前のことでも、詳しくない人たちにとってはその対象がアフォードしないということだってあります。

ソフトウェアをダウンロードできない。

「ソフトウェアがダウンロードできないのだけど教えてほしい」と知り合いの肢体不自由の方から先日連絡がありました。その人は交通事故で両手が使えません。そこで、スクリーンキーボードを使っているのですが、Windowsのデフォルトのものは使いにくいらしく、ほかのフリーのスクリーンキーボードを探していました。
そこでいくつか探し当ててダウンロードしようとしたのですが、そのうちの1つのダウンロードのやり方がどうもわからない。というわけで、そのページを見せてもらいました。僕はすぐにそのダウンロードの仕方が分かったのですが、その人には伝わらなかったようなのです。
そのページでは、アイコンをクリックすると、自動的にソフトウェアがダウンロードできるようになっています。そのアイコンはこんなものでした。

日常的にいろんなソフトウェアをダウンロードする僕たちからするとひどく見慣れたアイコンなのですが、まだインターネット歴が短いその人にとってはまさかこのアイコンをクリックしてダウンロードすればよいということが伝わらなかったようです。

ソフトウェアの対象者によってデザインを変える

言葉にしてしまえば非常に当たり前の結論なのですが、そのソフトウェアがどんな人に使われるのかによって、デザインというのは変えなければならないということです。この場合では、このアイコンがダウンロードするということをアフォードしないということなのです。
アフォーダンスの事例ではドアノブや椅子などがよく事例に取り上げられますが、それらはうまくデザインされ、アフォードしているものだと思います。このようなアイコンはよく使われてはいますが、決してアフォードがうまくいっているわけではなかったのです。
つまりは一言でも「ダウンロードする」というテキストリンクを置いておけば難なくうまくいったかもしれずちょっともったいないと思いました。