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NPOやソーシャルビジネスの創業・経営・マネジメント

Web1.0とWeb2.0の格差

それは、Webを本業にする人以外でも広がっている格差なのだと思う。

Web関係者の中でのWeb2.0デバイド:DESIGN IT! w/LOVE
Web2.0とかブログって体験してみないとわからない部分が多いのだ。
例えば、それはいわゆる祭りだったり、あるエントリがはてブでたまたま人気エントリになったりした際のアクセスの集中だとか、amazonのアフィリエイトがどれだけ労力がいって、どうすると売り上げが上がるかとか。

ブログをWeb2.0的か否かを議論するのはさておき、最近になって初めてトラックバックを使ったことがある人と話していた。


その人のブログは、アクセス平均が20PVくらいの小さな個人の日記。一度、トラックバックがどういうものなのかを説明したことはあったが、実際には今まで使ったことがなかった。


その人と先日会った時に、いきなりニコニコしながら言うのだ。「トラックバックってすごいね、びっくりしたよ」とのこと。何のことですか?と伺うと、たまたま自分が書いた記事が有名ブロガーの書いていることと似通っていたので、それをトラックバックで送信した、すると、そのブロガーのサイトからアクセスが多く集まり、平均20PVのブログが一定期間50PVを超えたとのこと。


数字自体は別段大したものではないが、その人はブログのトラックバックの面白さを改めて分かったと言っていた。しかし、この人には先ほど書いたが、トラックバックについての機能は一通り伝えてある。ただ、今まで使わなかっただけだ。それが、自分で使ってみることにより、その機能の面白さが肌で実感できたわけだ。


うちの団体のサイトでもブログをスタッフ内で日替わりで書いているが、残念ながらトラックバックを使っているのは僕だけしかいない。トラックバックの機能についてはスタッフ内で知識を共有させているはずなので、要は実感としてトラックバックを感じられないのだろうと思う。


ブログを持っているのは既に一般的なことになりつつあるのは、周知の通り。しかし、その中でどれだけの人がトラックバックを使っているのだろうか。トラックバックにしても、Web2.0にしても使ってみないと分からない。ただ、使い続けた人と全く使っていない人の情報を得るスピードや処理能力はどんどん格差が出てきているように思う。