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NPOやソーシャルビジネスの創業・経営・マネジメント

対話する力/中野民夫・堀公俊

 ・ワークショップは休憩が大事。参加者間の話が盛り上がることもあるし、そのときに参加者やスタッフからのフィードバックを得ることもできる。

・ファシリテーターはその場での参加者のやる気をすぐに判断しないといけない。うなずき度合い、表情、冗談へのレスポンスなどで判断できる。わからなければ、参加者に聞いてしまうのもあり。
・チェックインの際は、自分の体験から語ってもらう。このテーマに関心を持つようになったきっかけを思い出して話してもらう。
・グループサイズでははじめは2人で、次に4人で、最後は全体で、と集団内で語るレベルを上げていく。
・ファシリテーターがみんなの前で本音を語るようにして、モデリング効果を生む。
・グループのメンバーを選ぶ際は右脳系と左脳系を混ぜるように配置する。
・問いのたて方としては、共通の関心事でありながら、ちょっと視点を変えられるもの、探求のエネルギーを持続させるもの。「なぜここにいるのか」という問いもよい。
・ここから出現しようとしている未来はなんなのだろうか、と好奇心を持って無心に問う。
・課題解決に関するワークショップでは、ワークショップの興奮と現実的な会議をセットにしておく。ワークショップでコミットメントを得て、後日具体的な方策を会議する。
・ワークショップでできることは、参加者の中にもっとやりたい、もっとやれそうだという前向きなエネルギーが出てくることだ。
対話する力―ファシリテーター23の問い

対話する力―ファシリテーター23の問い