Trans

NPOやソーシャルビジネスの創業・経営・マネジメント

政治家との付き合い方。

政治家との付き合い方っていうのがあるらしい。


先日、県からの事業委託が決まり、それに合わせた開所パーティーなるものを行った。要は、県のお偉いさんやほかのNPOへの披露宴みたいなものか。その様子が地元新聞に掲載された。


そのパーティーの翌日、その新聞を見たという衆議院議員の秘書さんがうちの事務所を訪ねてきた。何でも、地元商店街の活性化のために、一緒に頑張らないかとか、そういうこと。まあ、話を聞いていると、非常にご尤もであるのだが、最後に「もし、そういった活性化で道路の整備などが必要でしたら、うちの代議士も頑張りますので」みたいな言葉が非常に気にかかったのだが。まあ、それはおいておくとして。


そのあと、偶然立ち寄ってくれた知り合いの大学の先生に「うちの事務所に秘書さん来ましたよ」なんてことを話していると、その先生が「政治家とうまく付き合う方法」なるものを教えてくれた。

  • 秘書とはべったり付き合っても良い。

衆議院議員の秘書ともなると、選挙区の中でも割り当てられている担当地区みたいなのがあるらしい。そのため、その日に来た秘書とはかなり仲良くやっていて損はないとのこと。その人が今後の窓口になる可能性が高いらしいし。

  • 政治家本人には「10」お願いして、「1」だけ向こうのお願いを聞いてあげる。

まあ、こういう精神でいいらしい。何かの会合で挨拶だけ頼むとか、県庁にお願いがあるときに、うまくバックボーンに立ってもらうとか。そのうち、選挙のお手伝いなんてものを頼まれることもあるかもしれないけど、その時だけスタッフを一人くらい派遣してやればいいってさ。

  • 政治家本人とはつかず、離れず。

べったりしちゃうと、その政治家が落選した時や何か不祥事を起こした時に「同じ穴のムジナ」と思われちゃうから。堀江社長と武部幹事長は、その逆バージョンだったような気もするのだけど。

  • 政党ごとに担当スタッフを決める。

自民ならA君、民主ならBさんなどなど。で、政党のパーティーやなんかで「バンザイ」しておくべきだって。でも、値段高いから、何度も参加すると痛い目にあうみたい。でも、それでもそういったパーティーには色んな業界の大物も来るから、行って損はないとのこと。


何にせよ、衆議院議員は何だかんだいって権力あるから、うまく付き合った方がいいよとのこと。