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NPOやソーシャルビジネスの創業・経営・マネジメント

事務所も見栄えなんかより、その意義を。

県からの事業委託が決まったという話は、以前書いたわけだけど、その事業委託を実施するためには、どうしても事務所の面積が必要というわけなので、もう1つ事務所を作ることにした。今の事務所はその委託事業を実施するための事務所、もう1つはNPO本体が入居するための事務所というわけ。内部的にも会計の分離が必要、ということもあるわけだけど。


今回はツテにツテを頼り、2DK、賃料5万円で事務所を発見。契約金、保証金一切なし。素晴らしい。今の事務所から徒歩3分ほど。立地条件も悪くない。これが神戸の一角にある。そうそうは手に入れられない物件なわけだ。


ただし、天井がすげえ低い。多分2メートルくらいしかない。入り口やドアの部分なんか、腰曲げないと入れないんだよな。やっぱり、地下の事務所はまずかったか。それでも、保証金などの初期投資がいらないのは僕達にとって大きなメリット。今はできる限り資金を手元に残しておきたい。


NPOなんかは逆に事務所が立派過ぎると、支援者から「お前ら、支援した金、何に使ってるの?」なんて突っ込まれそうなのが怖い。(それは上場企業も一緒だろうけど)年間で1億以上動かしているNPOでさえ、事務所は単なるアパートの一室なんてこともあるわけだから。そういう資金面でのハングリー精神というか、配慮は必要なんだろうなと思う。