Trans

NPOやソーシャルビジネスの創業・経営・マネジメント

久々にハマってしまったマンガ。

知り合いが「めちゃくちゃいいマンガ」と力説していたので、読んでみた。正直、この人の作品は劇画チックであまりよい印象を持っていなかったのだけど。


面白かった。本気で。一気に読んでしまった。


最後のほうのドタバタ的なところはまあ仕方がないとしても。


というより、自分のところのNPOと何かかぶってしまってしまい、それでよりハマってしまったというのが本音だろうか。自分達も他のNPOが真似できないくらいの短期間で一気に階段を駆け上ろうとしているから、どうしても色んな場所で歪が出てくる。他団体や自分たちの内部も。でも、それでも自分たちの使命や夢があるから、そんなことで止まっているわけにはいかない。


だからこそ、自分たちの仲間を作り、ネットワーキングして、より高みへ上り詰めていく。結局、自分たちのやりたいことをやるためには、一人でチマチマやるか、テッペンまで上り詰めて、自分たちの賛同者を増やすしかない。でも、上り詰めるためには相応の時間や経験が必要。


それを無視してでもやるためには、デカイ団体の懐に入り込み、取り込み、仲間にするための手段が必要だったり。でも、それだけでは単に相手のパシリになってしまうから、そのへんは相手が持ち得ない武器を隠し持っていたり。「能ある鷹は爪を隠す」的なことも必要だったり。


まあ、そんなことを考えながら、というより自分たちの団体に当てはめながら、ぼーと考えてみました。