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NPOやソーシャルビジネスの創業・経営・マネジメント

ソーシャルメディアがNPtechを支援できるか

このブログでもちょくちょくソーシャルメディアとNPtechの関係は書いてきましたが、単なるバズワードではないような気がしてきました。

ソーシャルメディアが世界を変える?


このブログでは何度かソーシャルメディアについて書いてきました。Facebookに関しては、

などで取り上げています。

このような記事を書きながらなんですが、僕はソーシャルメディアが社会を変えるといった英語圏のブログやニュース記事には正直懐疑的でした。日本でも大流行したWeb2.0みたいなバズワードのように思っていました。ゆえに、上記記事も紹介はしたものの「うーん、どうなんやろ」と思っていました。

でも、この認識は改める必要があるのかもしれません。そのきっかけはCauses Reports On Its First Year - $2.5 Million For 20,000 Charities And NonProfits。引用すると、

Causes, a Facebook and MySpace application that promotes viral donations of time and money to charities and nonprofits, launched a year ago.

$2.5 million has been raised for 19,445 different 501(c)(3) charitable organizations.


ということで、CausesというFacebook上で構築できるアプリケーションを通じてのNPOへの寄付が1年で250万ドル(日本円換算で2億7000万円)に達したとのことでした。何が言いたいのかというと、ソーシャルメディアとNPtechは単なるバズワードではなく、ソーシャルメディアを通じてのNPO支援というのが1つの形になりつつあるんじゃないかなと思うのです。

日本のソーシャルメディアの可能性


こういったWebサービスはmixiなどの日本のSNSでも構築できるようにはなると思います。つい先日、mixiはOpenIDに対応しました。この流れはmixi Platformの第1弾であり、今後もmixiのオープン化が進められ、いずれはFacebookのようなこともできるようになるとは思います。

今まで懐疑的だったソーシャルメディアについては今後は心を入れ替え(?)追っていきたいと思います。