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KivaがFacebookでキャンペーン

つい先日取り上げた途上国の起業家と先進国の投資家を結ぶKiva。そのKivaがFacebookで新しいキャンペーンを展開しています。

Facebookアプリケーションでキャンペーン


ニュースの元ネタはReadWriteWebのKiva Launches Facebook Campaign Using New Marketing Tool, Involverから。
Using the new pilot program from a company called Involver, Kiva has launched a video campaign on Facebook to draw users to their site to lend directly to these developing nations. The video even features a button that appears at the end of the video encouraging you to "lend" money.

KivaはInvolverと呼ばれる新しい動画サービスを使ったキャンペーンを開始しました。動画にはお金を「貸す」というボタンが表れ、途上国に直接お金を貸すことができます。


ちなみに、Facebookとは日本でいえばmixiのようなものです。ただ、ちょっと面白いことができる。それはFacebook上にいろんなアプリケーションを展開できること。自分のパソコンにソフトウェアをインストールできるみたいなものですね。それから、Facebookは単なるSNSだったのがWeb OSと呼ばれるものになってきました。(参考:巻き起こる熱狂--アプリ開発プラットフォーム「Facebook Platform」:ニュース - CNET Japan

そこに、Kivaが参入してきたのは非常に面白いことだと思います。僕もざっくりと使ってみたのですが、これはなかなか面白い。lendするという行為の壁が非常に低くなるし、Facebookに組み入れることができれば、その口コミ効果も相当なものがあると思います。

mixiでも将来的には可能か?


このFacebook Platformmixiでも同じようなことができる可能性があります。Facebook Platformはほとんど同じようなことをGoogleがはじめています。OpenSocialといいます。

Facebook PlatformはFacebookでしか使えませんが、OpenSocialは参加SNS間で1つのアプリが動かせるということに大きなメリットがあります。そのSNSにmixiも入っているというわけです。

mixiはみなさんご存じの通り300万人以上が登録しており、特に若い人たちにとっては必須のWebサービスとなります。そこで、OpenSocialとともにNPOがKivaと同じようなことができれば、これもまた自団体の活動をアピールするよい機会になるのは間違いありません。

そういうわけで、そろそろNPOSNSに対する戦略と次の一手を考えておいた方がよいのかもしれません。