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NPOやソーシャルビジネスの創業・経営・マネジメント

国内のポータルサイトや主要サイトの環境への取り組み

2008年6月30日付けの産経新聞で面白い記事が掲載されていましたので、その抜粋とともに各社のポータルサイトの取り組みをまとめてみます。

産経新聞の要約


MSN産経ニュースには掲載されていなかったので、手打ちで引用しておきます。
主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)を控え、インターネットのポータルサイト(玄関)サイト大手が、環境関連情報の発信を相次いで強化している。サミットで「環境」が主要議題となることを受け、国民の関心が高まっていることに着目した取り組み。サイト閲覧者のの新規獲得や定着を狙うほか、社会貢献を通じたイメージアップや広告獲得に結びついている。

というのが要約部分です。新規獲得に結びつくかはわかりませんが、gooでは環境gooなどが有名になっていることを考えるとイメージアップとCSRという観点では意味がありそうです。

上記引用先の産経新聞ではさらに次の取り組みを紹介しています。


このほかにも以下のような取り組みがあります。

ざっくりと調べただけでこれだけあるのですから、何はなくとも流行というか何というか。

NPOが協働のためにネットでできること


これはNPOにとっては大きなチャンスです。特に環境活動を行っている団体としては企業と協働できる大きなチャンスだといって間違いありません。企業も自社の環境活動にはノウハウがあるでしょうが、もう少し大きな視点での取り組み(上記の情報発信など)に対してはそのノウハウが足りず、NPOとタッグを組むには十分な理由になるでしょう。

さて、協働をするためにNPOのWebサイトでは何ができるでしょうか。

僕がお手伝いしているNPO法人で最近旅行会社のパッケージ商品の開発の協力を担っているところがあります。その会社とはまったく面識はなかったようなのですが、はじめてのアプローチは先方の担当者からの直通のメールだったとのことです。その旅行分野はまだまだ未開拓で、どうやら担当者がいろいろと検索している間にそのNPOのサイトにヒットしたみたいです。

では、みなさんのNPOのWebサイトはその活動分野に関係するキーワードで検索エンジンでヒットするでしょうか。これはSEOと呼ばれる分野ですが、そこまで対応せずとも皆さんの活動分野のキーワードをちゃんとWebサイトに入れておくことは必須であると思います。まずはできるところからです。それをはじめの一歩にしてみましょう。