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神戸のNPOやソーシャルビジネスの創業・起業のお手伝い

Happy Rice

NPOとIT

漢字が当たると、寄付できる?


ネットでファンドレイジングするというのは1円クリックからずっと試行錯誤されているわけですが、また新しい視点のサイトが公開されたようです。
漢字模擬テストに答え、1問正解ごとに、50粒のお米が飢餓に苦しむ子どもに寄付される画期的なサイト。
それが、Happy Riceです。

サイトを見てもらえれば分かるように、漢字検定のような問題が出題され、サイトの訪問者はそれに答えることができます。ちゃんと正解を選ぶと、50粒のお米が寄付されるようです。

どんな仕組みになっているのか?


運営元はラブ・ザ・ワールド・コミュニケーションズNPO法人申請中)という団体で、寄付の窓口は国連WFP協会のようです。また、漢字のテキストは日本漢字能力検定協会の協力のようですね。

1問の正解につき50粒のお米が寄付されるというわけですが、本日時点(2008年4月29日)では744,050粒のお米が寄付されるとのこと。うーん、なかなか想像はつきませんが、1つの寄付の形態としては面白そうです。

また寄付はラブ・ザ・ワールド・コミュニケーションズが直接行うのではなく、国連WFP協会を通じて世界各国に寄付されるとのことで、仕組みとしてもしっかりしているようです。

ただ、このお米自体をどこから賄うのかが難しいところです。サイトには、

ウェブサイトに表示される「バナー広告」がクリックされることで発生する収益でまかなわれます。

とありますが、バナー広告でそれだけの資金を稼ぐにはかなりのアクセス数が必要となります。そのためは今後ブログ用のガジェットやSNSなどほかのメディアを活用することも必要になるでしょう。

海外の事例


ちなみに、このHappy Riceは海外でも同じようなサイトがあります。FreeRiceといいます。

このサイトはWebデベロッパーの間でも結構有名になったサイトで、僕も半年くらい前は面白い取り組みだなと思いました。

こちらのサイトは漢字の代わりが英語の意味を問う問題が出題され、1回につき20粒のお米が寄付されます。2007年10月のサイト公開後に、29,724,130,370粒という大量のお米(?)が寄付されているとのことです。

日本でもこういった規模とはならなくても、ファンドレイジングの1つの形態として根付いていってほしいものです。