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CSS hackはIE5、IE6向けだけでも十分ではないのか?

昨日、自分の団体のサイトのアクセス解析をずらーと見ている間に思ったこと。


CSS hackは確かに昔のブラウザなんかに読み込ませるには、必要な技術だとは思う(自分も使っているし)。例えば、CSSを読み込ませるときに、NN4をはじいたりするのは。


ただ、じゃあ、自サイトでモダンブラウザ以外の人たちって、どれくらい来ているんだろうと思ったわけだ。で、アクセス解析を見てみると、ほとんどゼロに近い。数字をあげておくと、78%がIE経由。その内、95%がIE6。で、残りがIE5系とIE7。また、IE以外はFirefoxSafariOpera、NNなどがいるが、それらのブラウザのほとんどが最新のバージョンを使用している。すると、別にCSS hackを使わずとも、ちゃんとWeb標準に準拠させておけば、とりあえず問題はないと思う。


すると、問題はちょろちょろいるIE5向けのCSS hackが必要ということになる。確かに、自サイトもスタントアローン盤のIE5で表示確認をやってみると、結構デザインが崩れている。といっても、見れない程度ではなく、ボックス周りが崩れていたりするだけ。一応、表示できる。


そう考えていくと、CSS hackって一体何なんだろうという疑問が沸いてくる。確かに、IE6とIE5向けのCSS hackは必須だと思うのだが、書籍やネットやらで騒がれているほどの必要性ってあるんだろうか。特に、これからIE7が出てきて、ほかのモダンブラウザ向けに設計されていれば、問題ないんじゃないだろうか。(特にIEユーザーはIE6からIE7への移行もパソコンの買い替えとともに、スムーズにいくだろうし)


もちろん、うちのサイトはそんなにアクセス数が多いわけではないので、統計的には信頼に値する数字かどうかは分からないが、ターゲットブラウザというのを考えたときには、CSS hackはIE5とIE6だけでも十分ではないかと思うのだ。(IE7が浸透したら、不必要になる?)