日本ブログ協会というのが、総務省と財団法人マルチメディア振興センターが主体となり、立ち上げたらしい。ブログの普及や何やらを行う団体とのこと。
まず、サイトを見て、思うのは
「ブログ協会やのに、ブログちゃうやんけ!」
という突込み。たぶん、誰しも、そこには突っ込みを入れるしかないだろう。で、その上、次のニュース。
日本ブログ協会サイトに脆弱性、会員申し込みを中断
総務省が設立した「日本ブログ協会」の会員登録フォームに脆弱性があり、登録した会員の個人情報が外部からアクセス可能な状態になっていたことが分かった。
いきなりかい!
まあ、ブログだから、そういうのには弱いのかなーとかと勝手に思ってみたり。でも、ブログなら、MovableTypeのTypeKeyでも素直に使わせてもらえばよかったのに。。。どうせ、大手ポータルサイトのほとんどが、MovableTypeなんだから。
それにしても、なぜ総務省はブログの普及なんて言い出したのだろう。ガ島通信なんかを読むと、
総務省とマルチメディア振興センターが立ち上げた日本ブログ協会が目的とするビジネスブログの普及促進
ということらしいから、個人使用のブログの立ち上げではなく、企業や団体が使う意味でのブログの普及が狙いらしい。
非営利団体のブログの立ち上も関わったことがあるが、確かにオンラインで更新できるというのは非常に楽。Webページ制作においては、どうやらftpやhtmlを書き起こすのが面倒だ(または分からない)という人が多く、そういう意味ではCMSとしてのブログは非常に便利。
でも、まあ、個人的にはコメント・トラックバックスパムなんかをちゃんと規制できるノウハウを公開するくらいの勢いがないと、企業もブログの導入には二の足を踏むんじゃないかなと思う。難しいところなんだけど、コメントやトラックバックをなくしてしまうと、ブログの本来の意義が失われる気もするし。
日本ブログ協会には政府からの支援もあるだろうから、頑張ってほしいとは思うのだけど、やはり個人的には@niftyの眞鍋かをりがやっている「ブログ普及委員会」の方が好きだなと思っていたら。。。
いつの間にか、ココログにブログ普及委員会のコンテンツがなくなっている?!まさか、日本ブログ協会の設立と同時だからか?!なんて、疑ってみたり。