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NPOやソーシャルビジネスの創業・経営・マネジメント

社会起業家/町田洋次

 ・社会起業家は90年代後半にDEMOSが提唱した

・シンクタンクは、学者並みの分析力、ジャーナリストのような伝達力、ビジネスマンの提案力、儲けるための起業家精神が必要
・DEMOSの事例の多くは、背景に移民が増え、貧困家庭が犯罪などの社会問題を起こすなどの背景があるようだ
・アメリカはグラスルーツリーダーという社会起業家に近い概念があり、ひとつの都市が古い産業の衰退を業態転換させ、都市を復興させるというもの
社会起業家―「よい社会」をつくる人たち (PHP新書)

社会起業家―「よい社会」をつくる人たち (PHP新書)

 

 

なぜこの店で買ってしまうのか

 

なぜこの店で買ってしまうのか―ショッピングの科学より

  • 適合性と収益性は全面的かつ複雑に結びついている。あらゆる面において前者を心がけよ、そうすれば後者が保証される。
  • 高度に個人的な買い物客のニーズに対応するショッピング環境を構築し、運営せよ。そうすれば繁盛する店が生まれる。
  • 消費者にとって気になる商品、つまり便利そうだったり、他の商品とくらべてみたりしたいものであれば、消費者はそれをじっくりと吟味する。

販売店の役割

  • さわったり試したりなど、感覚に訴えること
  • ひと目で気に入ること
  • 他の人とのやりとり

ネットショップの役割

  • すぐに買えること
  • 暇つぶしに商品を物色できること
  • 検索できること
  • 購入する前に情報を集め、スペックや製品に関する批評を閲覧できること
  • 購入も物色も目的としないが、すでに所有している製品について質問したり、苦情を述べたりするために企業と接触できること
なぜこの店で買ってしまうのか―ショッピングの科学

なぜこの店で買ってしまうのか―ショッピングの科学

 

 

イノベーションのジレンマ

 

事例
ハードディスク、掘削機、ミニミルなどの鉄鋼業界
 
ポイント
破壊的イノベーション
持続的イノベーション
バリューネットワーク
 
成功方法
1. 破壊的技術を開発し、商品化するプロジェクトを、それを必要とする顧客を持つ組織に組み込んだ。
2. 破壊的技術を開発するプロジェクトを、小さな機会や小さな勝利にも前向きになれる小さな組織に任せた。
3. 破壊的技術の市場を探る過程で、失敗を早い段階かもわずかな犠牲でとどめるよう計画を立てた(1度ですべての資源を使わず、試行錯誤するための資源や信頼が必要)
4. 破壊的技術に取り組むために、主流組織の資源の一部は利用するが、主流組織のプロセスや価値基準を利用しないように注意した。
5. 破壊的技術を商品化する際は、その特徴が評価される新しい市場を見つけるか、開拓した。
 
その他
・実績ある企業をそのニーズに縛り付けているのは、顧客だけではなく、自らが所属するバリューネットワークだ。
 例 ハーレーのディーラーは、ハーレーにとって有利な事業タイプが、自分たちにとっても有利になる経済モデルを持つ。両者は同じバリューネットワークで共存しているので、その下を行こうとするホンダに対して、どちらかのみが追いつこうとするのは難しい
・破壊的技術に関しては、新しい市場に早い時期に参入したほうが利益を得られる(持続的技術はそうではないこともある)
 
イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)